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コロナ禍で飲食店のWEB集客はどう変わったか!? ー全国100店舗のグルメサイト結果を分析ー

  • 路地倫太郎
  • 2021年3月8日
  • 読了時間: 7分

更新日:2021年11月25日


この記事は特に飲食店関係者様におすすめの記事です。


 ✔ 飲食店経営者

 ✔ 飲食店店長

 ✔ 飲食店業界マ―ティング担当者

 ✔ 広報担当者

 ✔ WEB担当者

 ✔ 販促担当者


当社ご契約店様のうち、コロナでも実績を出している店舗を100店舗抽出し、平均値を計測しました。

食べログ、ぐるなび、ホットペッパー、Googleマイビジネスのアクセスレポート、インサイトを見ながら、傾向分析をしたいと思います。


「簡単」にできる効果的な飲食店の集客アイディアを知りたい飲食店様は、

  こちらの記事を参照下さい。

飲食店集客方法のまとめ資料


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1. 前年同月比でみる主要媒体の予約数の推移

2019年の11月と2020年11月の比較~2月までを媒体毎にグラフ化

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Googleマイビジネス

(予約数=電話回数)

電話=予約というのは乱暴な解釈ですが、電話数の推移でみると、2つの事が見えます。

① GoToの影響はない

➁ 他媒体に比べコロナ禍に強い(電話がかかっている)

11月はGoToの影響がまだ残る中、ぐるなびには勝てない状況ですね。それでも昨対比としては食べログ同等の結果を出してます。

12月緊急事態宣言が後半で出る中、落ち込みは最小限にとどまり、注目すべきは2月!

緊急事態宣言下にも関わらず、昨対60%越えを維持できている。


Googleマイビジネスとは


Googleマップ上にある店舗の情報の事を指します。Googleマップ上にあるマイビジネスを見て、電話ボタンを押した回数が計測され、管理画面で確認することができます。


Googleマイビジネスの登録方法


飲食店の管理者の皆さまでまだお使い出ない方は、自店を検索して、オーナー登録をしましょう。登録は電話で6桁の番号が自動音声でアナウンス流れるので、それをスマホ、PCで入力すると登録完了。(Googleアカウントでlog inしていることが前提で、個人でlog inしていると個人が管理者になるので、お店全体でやる場合は、店のGメールアカウントを作ってください。認証は電話以外郵送になることもあります。2週間程度ではがきが届き6桁の暗唱番号が届きます。再度、申請画面を表示して6桁を入力しましょう。


Googleマイビジネスの利用価値は、別途columnでご説明します。



ぐるなび



飲食店のWEB予約を定着させた立役者であり、大人数の予約を得意とする。特集からの集客が特徴で、大箱のお店にお勧めの媒体!(でした。コロナ以前は)最近では楽天傘下に入り、楽天ポイントとの連携など頑張っている矢先のコロナ。。。残念です。


GoToトラベルの対応方針発表が早かったのもあり、GoToの影響を一番受けた媒体といえます。11月は好調だったぐるなび。1月2月は復活できず。苦しい2021年のスタートを切っています。密回避で大箱の居酒屋が苦戦するなか、もともと宴会が得意だったぐるなびの特徴があだとなっているか?ポイントをためたお客様の戻りに期待ですね。

コロナ前は、1回の予約で6人の平均予約数を誇る媒体でしたので、100席を超える店舗に効果が大きかったです。ちなみに、食べログは2名強、ホットペッパーは4名前後というのが弊社ご契約店の平均値です。



ホットペッパーグルメ



飲食店の予約といえばホットペッパーグルメ!だった時代がありました。フリーペーパー最盛期のエース!WEBになってもぐるなびを脅かす存在であり、隅にはおけない存在。

度重なるバージョンアップで管理画面が複雑なのも飲食店あるある!

ポイント文化、クーポン文化を作り上げた大御所ですね!

しかし、コロナ禍で一番数字的に影響が出てるのは事実。予約が昨対の30%と壊滅的です。お店としては管理が大変なホットペッパーですが、ユーザーとしてみると一番情報量が多いのは魅力ですが、、、その分見るのも大変。

インスタが伸びている事実を考えると、時代不相応なのかもですね。


そして最後は食べログ


シンプルなユーザーインターフェイス、自動店舗登録という情報革命、「店に勝手に評価点数をつける」という暴挙?斬新でした。さすが価格コムが運営する食べログ!点数のアルゴリズムがpowerブロガーの影響が強い時期もあり、一部飲食店が点数欲しさに、ご接待、、、なんてマイナスなマーケティングもまた知名度を上げた要因ではないでしょうか?「評価・口コミ」か食べログから始まったって感じですね。

さすがのニューエース昨対比でGoogleには及ばないものの、堂々たる結果。でもちょっとGoogleと世代交代というか、世界のGoogleには勝てないのか?頑張ってほしい!食べログ!中国で模造品が出回るほどのワールドワイド知名度?(大衆天平ってやつね)頑張れ食べログ!USA製のGoogleにまけるなーって感じでしょうか?



2. 総評

昨年と比べて各媒体の予約はどうなんだ!


昨年と比べ軒並み平均は50%前後と検討してます。これは、あくまで弊社のご契約店の上位100位の平均ですので、実態はこれより厳しいと思います。

ただ、Googleの台頭を否めないデータである気がします。

そして、飲食店のWEB経由集客にもニューノーマルな風が来ていることは事実かと。


次のグラフへ!


3. 各媒体の平均予約(電話件数)
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今度は率ではなく量で見てみましょう。

幾ら昨年より減少を抑えていても、量が少なければ売上にはならないし、意味ない!


というわけで

上位から所感を


計測方法:過去17カ月平均予約数と2020年2月以降の平均予約数を対象100店舗で集計



食べログ強し!



やはり圧倒的量ですね。一応全国の都道府県GDP比率に合わせて、店舗をピックアップしてみましたが、地方格差をしのぐ圧倒的数値!

少人数予約、若年層に人気が功を奏したのかもしれません。

ただ、5か月前に、大学生50人に飲食店を選ぶときに何で決める?って言ったら、食べログ使わないが50%超えてた事実は時代の変化を感じますね。



Googleは隅に置けない



電話という基準なので、予約直結でないにしても、見られてて(次回検証)行動につながっている点ではGoogleオソルベーシ。

しかも減少率は食べログより少ない。

ググった時の検索結果で上位に出る地図!地図は来店に便利っていうシンプルな広告構造がいいのかもしれません。来店には位置情報がつきもので、進化が止まらない世界。

地図から派生したGIS(じおぐらふぃっく・いんふぉめーしょん・しすてむ)なんて分析の世界も日進月歩!

手軽さと現在地と店位置を地図てみるってだけの単純作業が今後も世界を制するのかもしれませんね。



ぐるなび



食べログと比べると半分以下

これは世代交代です。

ただ、コロナ前なら、こんなことが言えました。

食べログは1組の予約は2.5人平均、ぐるなびは倍以上の6人!だとすると、予約半分でも売り上げは一緒でしょう??って。

でも少数飲みになったコロナ禍!弊社100店舗平均も各媒体横並びで2.5人になる事実。

予約件数が物をいう世界です。って予約って文化がそもそも消えつつあります。

当日来店すればよくねーみたいな。



ホットペッパーグルメ



件数でみると壊滅的ですね。

飲食店従事者の皆さまはおご存じでしょうが、ホットペッパーが一番月額費用が掛かる!(もちろ安いプランもありますが)

ってことは、予約=一番飲食店が欲しい答えという観点からはコスパが悪い媒体であることがわかりますね!でも、切るのは怖い。ホットペッパービューティーでポイント連携があるから。さすがリクルート!エンドユーザー心理突いてます。

使うか使わないかはあなた次第です。。。


4. 中締め(つづく)

今回は弊社データのごくごく一部を独自で解釈してみました。

アクセス数から見たシリーズなど続編をだしますので、ご興味あれば、ぜひまたご覧ください。ご覧いただき誠にありがとうございました。

飲食店さまが美味しい料理と最高の空間と接客でもっと世の中を笑顔にできるお手伝いになれば幸いです。

「とりあえず掲載すれば」って時代は終わってましたが、コロナがとどめ刺しました。

GoToは一過性です。

冷静な判断でこの難局をチャンスに変えましょう!


次回



ロジックリンクはこれからも飲食店のためになる記事を配信していきます。

次の記事もお楽しみ下さい。

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